季節の花々、おいしそうな食べ物…これは絵画？
よく見るとチューリップの花びらに「SAPPORO」の文字と恵比寿さま。

カニの甲羅に「野菜」の文字。

おいしそうなオムライスの上にはケチャップ、だと思ったら…ん？お肉？？

そう、ここに並んでいる作品は全てご利用者さまが作った『新聞ちぎり絵』なんです。
新聞ちぎり絵とは、新聞のカラー紙面を手でちぎり下絵に貼り付けて作るちぎり絵のこと。ハサミを使わずに指でちぎるので、和紙のような独特の風合いが出てなんとも味のある仕上がりになります。
近寄ってよく見ると広告の文字があったり、意外な写真が使われていたりと、見れば見るほど「なるほど～！」と発見があります。

　スタッフの私も一緒に挑戦してみましたが、色選びの際に紙面のどの部分を使おうかなぁ…とあれこれ思案するので、指先だけでなく頭も使います。
　「こんな色があるわよ」「この部分使ったら面白いんじゃない？」と大量の新聞紙をめくりながら会話も弾みます。
そして何より新聞紙をちぎったときにでる独特の風合いと、色紙とはまた違った色の濃淡や陰影が相まって、初めての私でも驚くほど「いい感じ」に仕上がることが嬉しい！
材料が古新聞なのでタダで手軽でしかもエコ。

　お家にある材料ですぐできる『新聞ちぎり絵』。皆さんも挑戦してみませんか。思わず誰かに見てもらいたくなる素敵な作品が出来上がりますよ！