日常の風景

共に生き、寄り添い、助け合える姿を目指して

2022年9月2日

はなまるホーム浅草北

なかよし

こんにちは。
早いものではなまるホーム浅草北がオープンして2ヵ月が経ちました。
新しいご利用者さまも入られ、共同生活が始まりました。

入所されて間もない頃は、お二人のご利用者さまが互いに遠慮されているのか、たどたどしい様子がみられましたが、そんな時はスタッフがご利用者さまの間に入りコミュニケーションの橋渡しをします。
朝の掃除の場面では、掃除道具が置いてある場所までご案内します。
そして、掃除機と住宅用ウエットシートのどちらで掃除をするのか決めてもらいます。掃除をする場所も始めは別々の場所からスタートしますが、終わる頃には同じ場所をお二人で協力して掃除をされるようになりました。
今では、スタッフが声を掛ける前にお二人で掃除道具を準備し掃除を始められることがある程です。

また食事作りでは、ご利用者さまの得意なことを活かし、調理、盛り付け、洗い物など分担しながら行っています。先日、こんな事がありました。「ちょっと味見してくれない?」「おいしい!」 
ご利用者さま同士での会話です。スタッフが入る隙間もありません。

先日、お出掛けした上野にある「不忍の池」では、あいにくの雨模様でしたが、お二人だけで歩いて頂き、スタッフは後ろからそっと見守っています。
お二人だけの穏やかな優しい時間が流れていました。

またある日、スタッフが持参した浴衣を協力して着付けて下さいました。
昔取った杵柄からか、大変美しく着付けられていました。
お二人の表情からは笑顔が見受けられ、笑いの絶えない楽しい時間となりました。

はなまるホーム浅草北では、一日一日の生活を大切にしながら、あらゆる場面でご利用者さま同士が助け合える環境にできるよう工夫を重ねています。
これからも、ご利用者さまお一人、お一人が主役となり、助け合いながら笑顔の輪が広がっていくグループホームを目指していきたいと考えています。

はなまるホーム浅草北