こんにちは!はなまるライフ草加松原です。
今回のブログは少々堅い内容となります事、ご容赦ください。
つい3ヶ月前の出来事を振り返っております。腰椎圧迫骨折で入院されていたが退院する事となりました。
退院直前のカンファレンスに参加した所、ご本人様の状態は入院前と比較にならない位、ほぼ寝たきり状態で日常生活全般にほぼ全介助が必要な状態でした。
病院の看護師や相談員、主治医の見解は施設入所が良いのではとの見解でした。
それに対し娘様は、「たしかに施設入所が妥当と思いますが、最後のチャンス(在宅生活)を頂きたいです。」と、切なる願いでした。
正直な気持ち、「本当に大丈夫なのだろうか?でも、やるしかない!」と奮起し、現場スタッフにこの想いを伝えた所、「やりましょう!私達でしか出来ない事をやり遂げたいです!」と、心強さと覚悟が見えた事に感銘を受けました。
退院直後から2~3週間は色々な事をやってみましたが、なかなか回復せず娘様も施設入所かも?と、柳の様に揺れ動かれており、長期の介護休暇を取るご覚悟でもありました。
ところが、1ヶ月ちょっと過ぎた頃あたりでしょうか…ご本人様に出来る事が徐々に増え始めました。娘様の献身的な介護と小規模多機能型居宅介護でしか出来ないフレキシブルなケアをし続けた事により、快方に向かい始めてきました。ご本人様の【生きたい】という気持ちが強かったのだと思います。
今では以前の様に歩行出来る状態ではないですが、食事はご自身で召し上がられ、水分もトロミを付けていたのが付けなくても良い状態にまで回復しました。娘様の切なる願いであった【お風呂に入れてあげたい】という願いも叶える事が出来ました。
【はなまるの皆さんはいつも真剣に考えて下さり、何より親身になって下さる。私達家族を救って下さり、本当にありがとうございます。】 と、娘様からのありがたいお言葉を頂戴しました。
私達に出来ること…娘様から頂いたお言葉そのままであると思います。
為せば成る、為さねば成らぬ!ですね!!
小規模多機能
はなまるライフ草加松原