はなまるホーム草加松原で施設長をしています有村です。
11月に都内のグループホームから埼玉に異動してきました。
スタッフから、いちご狩りに出かけたいですと話しがありましたので
早速車や人員の手配を行いました。
たくさんの協力があり、4月中旬に無事皆さんでいちご狩りに
行く事が出来ました。道中ではホーム内にいる時とは違う刺激があり、
皆さん外の景色を見ながら他の方とお話しされていました。
いちご狩りはとても楽しく、ほとんどの方が笑顔で過ごされていました。
私たち介護施設に入居していない人間にとっては外の世界とつながる
という事は当たり前です。当たり前に人と関わり、楽しい事やつらい事、
嬉しい事、悲しい事をたくさん感じながら生活しています。
グループホームに入居された方も”同じ人間”です。当たり前に
我々と同じく人と関わり、喜怒哀楽を表現しながら生活して欲しいと
願っています。せっかく縁があって異動してきましたので、
私が出来る限り精一杯、周りの方と連携して人と触れ合う機会を
確保できたらと思います。

話は戻りますが、いちご狩りの帰り道、「どこ行ったんだっけ?」
とか「私はいちご食べてない」とおっしゃる方もいました。
認知症状や加齢から記憶の定着が難しいため、忘れる事も
多々ありますが、その瞬間瞬間で笑顔になっていれば
体のどこかでポジティブな記憶は残っていて、元気さを維持できる
きっかけになると考えています。
次は、植物園に出掛ける事、音楽のイベント、幼稚園と関わる、
こういった事を目指して動いていきます。
ご覧いただきありがとうございました。
グループホーム
はなまるホーム草加松原