はなまるホーム十条、施設長の有村です。
十条は東京都北区の高台にあるグループホームです。
現在18名の方がご入居されていらっしゃいます。

2019年12月31日に国内で初めて新型コロナウイルスの話題が
ニュースにとりあげられました。
それから4ヶ月が過ぎ、世界中で生活ががらりと変化しました。
当然、はなまるホーム十条も対応に追われました。
今までは当たり前のように散歩に出かけ、スーパーで買い物をするなど
施設外の活動も多かったのですが、現在は外に出るとしても玄関先まで、
面会制限も行っています。
タイトルをみて「なんだろう?」と疑問を持たれた方も多いかと思います。
「現状からのスタート」、ということで
今の私の気持ちについて書かせていただきました。
新型コロナウイルスの影響は大きいものですが、
現状を憂いて立ち止まっていては、いけない。
ご利用者さまの人生を背負っている介護職として
今できるケアを実践していかなければと考えています。
我々が前向きに、今ある現状から何が出来るのかを考え行動することで
ご利用者さまの生活が豊かになっていくのではないでしょうか。
先日、「玄関でご利用者さまとシャボン玉をしてみてはどうでしょう?」と
スタッフが提案してくれました。
実際に行ってみると、皆さん幼少のころを思い出したのか、
いつもと違った笑顔がみられました。


室内では、柏餅を作ってみたり、パンをたくさん購入し、
好きな物を選んでもらったり、災害に備えて購入していたカップラーメンを
食べてみたり、そんな風に工夫することで
この状況でもたくさんの笑顔に触れることができました。
これからも皆さんの笑顔の為に、人間らしい生活が送れる様に
試行錯誤しながら、施設を運営していきたいと思います。
グループホーム
はなまるホーム十条