日常の風景

町内会の一員として・・・

2021年3月8日

はなまるホーム川口芝西

ゴミ拾いを行うご利用者さま

コロナ禍の中、外部の方々との交流が減ることによって
ご利用者さまの皆さんの世界が狭まってしまうことに不安がありました。

そこで、感染予防、安全を確保しながら、
ご利用者さまと外部の方々の接点を町内会の一員として
「今、何が出来るか」を考えた末、「町内の清掃」を行うことにしました。

毎朝、ご利用者さまと欠かさず行なっている散歩の時間を利用し、
歩道に落ちているゴミを拾うことを日課としました。
日課にするにあたり心配したのはご利用者さまの反応です。

散歩中のご利用者さま

散歩が面倒に思う方もいらっしゃるのではないかと、
危惧しておりましたが、実際は全くそんなことはありませんでした。
毎朝、皆さん率先して散歩に出向かれ、またゴミ拾いも一緒に行っていただいております。
最近は街路樹の中に分け入って拾いに行かれたり、雑草をとったり
集中してゴミを拾われ、結果清掃の幅が日を追うごとに広がっています。

また、このゴミ拾いしながらの散歩を始めたことで、
町の方々から少しづつお声をかけていただけるようになりました。

元旦にも清掃しながらの散歩を行ないましたが、
「おめでとうございます!」「お疲れ様です」と道行く方々から挨拶されています。

地域包括もこの活動を認知され、施設は協議体の一員として参加させて頂くことになりました。
コロナ終息の見込みが立たない状況でも、地域の一員であることを
意識した活動を続けていきたいと考えています。


※施設の周りの掃除も積極的に行っています!

施設の玄関前の掃除を行うご利用者さま

はなまるホーム川口芝西