イベント

花火大会とトマトとひまわり

2020年9月14日

はなまるホーム弥勒

はなまるホーム弥勒で観る安倍川の花火

ブログをご覧の皆様こんにちは。
今回ははなまるホーム弥勒のイベントを紹介させていただきます。

はなまるホーム弥勒で規模の一番大きなイベントは、
安倍川の花火大会をご利用者さまと観覧することです。
静岡市では最大クラスの花火大会になり、毎年多くの人で賑わっています。
花火大会の夜店のメインストリートとなる県道208号線、
通称「本通り」と呼ばれる道路に当ホームは面しています。
ホームの駐車場からは花火もよく見え、これ以上無いほどの抜群のアクセスで
夜店に出掛けることもできる好立地となっています。
そんな立地を活かし、ご利用者さまには駐車場で花火大会を見物していただいたり、
夜店に行って好きなものを買っていただいたり・・・
花火大会の雰囲気を存分に楽しんでいただきます。

ご利用者さまだけでなく、ご利用者さまのご家族も来所され、
一緒に花火をご覧になったり、花火大会に来ていた病院の先生が
「ごめん、トイレ貸して」といって気軽に来てくださるということもありました。

非常に楽しい花火大会ですが、当然楽しいことばかりではなくトラブルもあります。
歩道に面した施設の敷地にある小さい竹林から毛虫が大量発生していたことに気付かず、
夜店の方々に教えられて緊急で殺虫剤を買いに行ったり、
通常営業したいのに、交通規制がはじまる前に夜店が組み立てられて
ホームの駐車場の入り口が塞がれ、社用車や職員さんの車の出入りに苦労したり・・・
その他いろいろなことがありました。

楽しいことや大変だったことも含めて、良い思い出になっています^^

ブログ記事トップの写真は、はなまるホーム弥勒の駐車場から見た花火の様子です。
ホームの玄関前が駐車場で少し開けたスペースになっているため、本当によく花火が見えます。
ちなみにこの安倍川の花火大会ですが、実はここ3年程開催されていません。
理由は2つあり、1つは花火大会の日程を狙いすましてくるかのような台風の直撃です。
私が子供の時から中止したことは無かったような記憶があるのですが、
この2~3年は本当に運が悪かったんだなあと思います。

もう1つの理由は、本年のコロナウイルス感染拡大防止施策のためです。
花火大会は一介護施設が独力で行える範囲を遥かに超えた、
地域を巻き込んだとても大きなイベントです。
そのイベントに利用者様と一緒に参加できることは介護の視点からも
とても大きく意義のあることだと思いますし、単純に、楽しいです。

来年こそは花火大会が開催されますように祈っております☆彡


大切なご利用者さまがコロナウイルスに感染しないように、
愛誠会も全社を挙げて取り組んでおります。
コロナ感染防止の観点から現在はご利用者さまの生活にも
一部制限が掛かっているような状況です。

そんな中ですが、ご利用者さまもスタッフも、
できる範囲で楽しい生活を送ろうと頑張ってくださっています。

ホームの中庭を掃除してくださったり、畑の雑草を抜いてくださったり、
植物の世話をしてくださったり・・・植物の世話が行き過ぎて、
真っ青なトマトや人の指ほどにも満たない大きさにやっと膨らんできたキュウリを、
ご利用者さまに「もう食べれる食べれる!」と嬉々として全て収穫されてしまった事件がありました。
・・・いや食べられないよ!笑
あのトマト、もう一回くらい実が生ってくれるといいな・・・

中庭の花の世話を行うご利用者さま

トマトが壊滅的な打撃を受けてしまった当ホームの畑ですが、
お花は順当に育ち、今はひまわりが咲いています。
早朝にご利用者さまが中庭に出ていて、誰に頼まれたわけでもなく
水を撒いていてくれたりして育ってきました。
そんなひまわりですがまだ芽が出てきたばかりの頃、先ほどのご利用者さまに
雑草と間違われて何本か抜かれてしまい、
佐藤の手で畑に植え戻された健気なひまわりでもあります。
今では立派に空に向かって咲いてくれています。

コロナ禍の真っ只中ではありますが、はなまるホーム弥勒のご利用者さまは
みなさんお元気に過ごされていらっしゃいます。
とはいえまだまだ以前のような生活には程遠い毎日。
早くコロナウイルス情勢が収束し、元通りの生活ができる日が来ることを願っております。

はなまるホーム弥勒に咲くひまわり

はなまるホーム弥勒